Lステップのセグメント配信を紹介!LINE公式アカウントとの違いも解説

Lステップのセグメント配信を使うメリットは?

LINE公式アカウントとの違いは?

と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

Lステップのセグメント配信は、LINE公式アカウントより細かく正確に属性分けしたユーザーにメッセージを配信する機能です。

メッセージを一斉送信するよりもブロックされる可能性が低く、コンバージョン率をあげることが可能です。

この記事では、Lステップのセグメント配信のメリットや活用方法、設定方法を詳しく解説します。

この記事でわかること

  • Lステップのセグメント配信は細かく分けたユーザーにメッセージを配信する機能
  • メリットはブロック率の低下やコンバージョン率の上昇が期待できること
  • セグメント配信の設定方法

セグメント配信とは

Lステップのセグメント配信とは、登録した友だちを年齢や性別、地域などで細かく属性分けし、メッセージを配信する機能です。

友だちのアンケートの回答などを基に属性分けできるため、正確な情報でセグメントできます。

例えば、次のような属性分けが可能です。

  • 商品やサービスを購入した人と購入前の人
  • 住んでいる地域
  • アンケートを回答した人と回答していない人
  • セールに参加した人と参加していない人

商品を購入した人には、商品のおすすめの使い方や一緒に使うと良い商品をセールスする、商品を購入していない人には、限定クーポンの配布や商品のメリットをアピールするなど、それぞれの状況に合わせて、配信を細かく分けられます。

ユーザーの興味がある内容に絞って配信できるため、メッセージのブロック率が下がり、コンバージョン率が上がるメリットがあります。

LステップとLINE公式アカウントのセグメント配信の違い

Lステップのセグメント配信は、友だちが1人の場合でも属性を絞りこめます。

LINE登録時のアンケートの回答や流入経路などから、登録した友だちの情報を取得し細かく正確に属性分けができます。

例えば、InstagramからLINE登録した20代女性の新規顧客というように細かい条件でセグメントが可能です。

一方、LINE公式アカウントのセグメント機能は、セグメントできるのは次の5つの属性のみ。

  • 友だち期間
  • 性別
  • 年齢
  • 利用しているOS
  • エリア

このセグメントは、LINE独自の分析で「みなし属性」のため正確とは言えません。また、ターゲットリーチ数が100名以上いる場合にしか配信できないため、小数のユーザーだけへの配信もできません。

Lステップのセグメント配信は、正確に細かく属性分けした小数のユーザーにも配信できるため、ブロック率の低下やメッセージの節約、コンバージョン率のアップなどが期待できます。

セグメント配信のメリット

LINE公式アカウントよりも細かく正確に属性分けしてメッセージを配信できるLステップのセグメント配信。メリットは、次の3つです。

  • ブロック率の低下
  • メッセージの節約
  • コンバージョン率の上昇

順番に解説します。

ブロック率の低下

東京に住んでいるユーザーに大阪でのセール情報を配信しても、興味を持つ人は少ないでしょう。または、化粧品に興味がある人に、パソコンのセール情報を配信すると、不要な配信が多いと思われブロックされる可能性もあります。

セグメント配信は、友だちを細かくセグメントしてメッセージを配信できます。例えば、アンケート機能の回答を基に、商品やサービスに興味がある友だちや住んでいる地域に絞ってメッセージを配信できます。

配信によって特典を送ったり、メッセージの言い回しを変えたりもできるため、興味を持たれる確率が上がりブロックされにくくなります。

友だちにブロックされると、解除されるまでこちらからメッセージを送ることは一切できません。一度ブロックされると、解除される可能性はかなり低くなります。

そのため、Lステップを活用する上でブロックは一番避けたいことです。新しく10人友だち登録してくれたとしても、12人がブロックすればそれだけメッセージの到達率は下がり、売上も減少します。

セグメント配信を使い、ユーザーに関心が強いメッセージを配信すれば、ブロック率を下げることができます。

メッセージの節約

Lステップでは、登録した友だちにメッセージを一斉送信することも可能です。しかし、メッセージを一斉送信しても、興味のない配信は読まれない可能性が高くなり、成約率も下がります。

Lステップは従量課金制のため、メッセージの配信数が多いほどコストがかかります。メッセージの一斉配信はコストがかかる割に成約率も低く、コスパが良くありません。

セグメント配信では、友だちを細かくグループ分けして配信できるため、ほしい情報を的確に配信可能です。少ないメッセージでも成約率が高くなるため、メッセージの節約になりコスト削減にも繋がります。

コンバージョン率向上

セグメント配信を活用すると、すでに商品を購入している友だち、商品の購入前の友だちなどに分けてメッセージを配信できます。

例えば、商品を購入している友だちには割引クーポン、商品を購入前の友だちには初回限定特別価格クーポンを付けるなど、それぞれに合わせて特典を付け分けられます。

また、アンケートによってユーザーが興味のあることがわかります。例えば、在宅ワークに興味がある人には、「在宅ワークマニュアル」を販売すればコンバージョンする確率も高くなります。

以上のようにセグメント配信を利用すれば、友だちの状態や興味に合わせてメッセージを配信できるため、コンバージョン率の向上が期待できます。

セグメント配信の活用方法

ここからは、セグメント配信の具体的な活用方法を紹介します。

新規と既存顧客で別の配信をする

すでに顧客のユーザーと新規ユーザーでは、求める情報や特典が異なります。セグメント配信では、新規と既存顧客でセグメントして別の配信を送れます。

例えば新規顧客には、初回お試しクーポン、既存顧客には、限定割引クーポンなど、それぞれが求める特典を付けることも可能です。

また、メッセージの内容も既存顧客には親しみやすく、新規顧客にはより丁寧になど、メッセージの言い回しを細かく変えることで、顧客からのイメージアップにも繋がります。

ターゲットごとに別の訴求をする

例えば、学習塾でLステップを使う場合、アンケート機能により生徒と保護者に分けてセグメント配信ができます。

この場合、生徒には塾の楽しさや合格率の高さなどを訴求し、保護者には塾の入会費用を無料にするなど費用面を訴求する、というようにターゲットに合わせて別の訴求ができます。

セグメント配信の方法

ここからは、Lステップのセグメント配信をする方法を詳しく解説します。

セグメント配信を効果的に活用するには、次のように考えましょう。

  1. 顧客情報の収集
  2. セグメント配信をする

まずは、徹底的に顧客情報を収集し分析します。

顧客情報の収集

セグメント配信で重要なことは、顧客情報を収集し友だちを正確に属性分けすることです。顧客情報の収集は、アンケート機能の活用や流入経路分析で行います。

アンケートは年齢や性別、サービスへの関心度、購入品など知りたい情報を作成できるため、セグメントしやすいように質問項目を変更しましょう。

アンケートは友だちが回答をしない限り、一切情報を得られません。そのため、アンケートの回答率をあげる工夫も必要です。

流入経路分析は、どこからLINEへ来たのかを自動で分析できる機能です。

  • TwitterやYouTube、InstagramなどのSNS
  • SNS広告やGoogle広告
  • 店舗
  • LP

以上のような経路から、いつ誰が登録したのかを確認できます。流入経路ごとにタグ付けできるため、そのタグを利用してセグメント配信できます。

セグメント配信をする

次に、実際にセグメント配信をする方法を解説します。一斉配信やシナリオ配信を、属性ごとに分けたユーザーに配信します。

一斉配信

一斉配信とは、絞り込んだ友だちに一斉にメッセージを送信することです。

  1. 左メニューのメッセージから「一斉送信」をクリック
  2. 「新規作成」をクリックし、メッセージ作成画面へ
  3. 「送信先を設定」の「友だちを絞り込んで配信する」にチェックを入れる
  4. タグ、シナリオ、回答フォームなどの「絞り込み条件」を設定する

シナリオ配信

シナリオ配信とは、登録した複数のメッセージを予め指定したタイミングで順番に配信する機能です。

  1. 左メニューのメッセージから「シナリオ配信」をクリック
  2. 「新規登録」を選択し、好きなシナリオタイプを選択
  3. シナリオ編集画面で対象の絞り込みを選択
  4. タグ、シナリオ、回答フォームなどによって絞り込みをする

以上で、セグメント配信の設定は完了です。

まとめ:Lステップのセグメント配信を上手に活用しよう

LINE公式アカウントでは、LINEが独自に分析した「みなし属性」の5つの属性にしか絞りこみできませんが、Lステップのセグメント配信は、アンケートの回答やユーザーの情報、行動などを基に正確に細かく属性分けしたユーザーにメッセージを配信できます。

Lステップのセグメント配信を活用すると、ユーザーが欲しい情報を的確に配信できるため、ブロック率の低下やメッセージの節約によるコスト削減、コンバージョン率の向上が見込めます。

ぜひ、この記事を参考に、Lステップのセグメント配信を活用し売上アップを目指してください。

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